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silent第一話視聴後の感情を整理したい

 

silent視聴後涙が止まってから、この感情は一度整理しておきたいなと思いまして書き綴りたいと思います。絶賛新人研修中の目黒担ありうむです。音がテーマの本作、イヤホンを視聴しながら部屋を暗くして鑑賞しました(映画か?)

 

さっそくですが本題に移りますね

 

 

※このブログはネタバレを含みます。silent第一話を視聴していない方、見逃した方は是非TVerかFODでご視聴の上ご覧いただきたいです‼️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、silentに目黒くんを起用してくださった全ての関係者の皆様に頭が上がりません。こんなにも登場人物の日常描写や、登場人物が過ごしてきた年月が感じられる背景などが丁寧に描かれており、何よりこの世界の中心人物として、目黒くんが存在していることが本当に嬉しいです。

 

 

冒頭、想と紬が付き合っていた世界線から始まり、ティザーの「雪積もるといいね」の伏線がさっそく回収。早くも泣きそうな私。音がある時代の2人の会話は、やはり音ベースに話が進んでいきます。想は紬に「うるさい」と照れながら笑い合っていたシーンも伏線となるとはつい知らず。

 

そして無音になり突然8年後の世界観へと場面が展開されました。戸川と青羽が付き合ってから数年が経ち、同棲する物件を探す最中という設定も非常に苦しい展開です。あまりにも想がいない青羽と戸川の世界が自然すぎて、あの頃の思い立っていた2人が居なくなってしまったことを痛感しました。

 

音のある世界で生きる紬や戸川とは異なり、音のない世界で生きている想との対比がドラマ中盤で徐々に描写され、より一層音のある世界で生きていた2人の回想シーンが切なさを加速させていきます。

 

「想からプレゼントしてもらったイヤホン」を大事にしていた紬が約3年前「現在は音が聞こえなくなってしまった」とナレーションで話していたシーン。紬のイヤホンが聞こえなくなってしまった時期は、想の耳が聞こえなくなってしまった時期とおそらく同じで。距離は近くても、有線のイヤホンでお互いの好きな曲や、声を共有できていた世界線がそこにはあったはずなのに。駅で想と再会する紬が、ワイヤレスイヤホンを使って登場するのは、再会後の2人の距離を示しているかのような描写。演出家さんに金一封差し上げたい。

 

戸川くんの「普通に会って話がしたい」と居酒屋で話していたシーン。普通とは、音がある世界線では声を出して会話することが当たり前で。でも音が無い世界で生きることになった想にとっては手話で話すことが普通で。我々が普段使ってしまう「普通」という言葉にもどかしさを感じた日はありません。

 

そして、想と紬が再会するシーン。

紬が何度も想に話しかけますが、一向に口を開かない想。そして想の紬に対する一言目が「声で話しかけないで」。想の声が好きで堪らない紬に伝える残酷な一言。手話で自分への悔しさ苛立ちをぶつける想の演技に圧倒。「3年前ほとんど聞こえなくなった」の手話から嗚咽が増していく想。

電話する時間は2人にとってもかけがえのないものだったはずなのに、再会してすぐ「もう青羽と話したくなかったんだよ」「一緒に話すことができない」と紬に伝えるのにはきっとそれなりの覚悟があったはずで。紬の居ないところで泣いて、悔しんで自分を責めて今を生きている想の気持ちが突き刺さります。そして冒頭の「うるさい」が今では棘のある「うるさい」へと変わってしまう切なさ。圧巻でした。

 

今後の展開も気になりますし、それぞれの登場人物の背景が掘り下げられるのもとても楽しみです。素敵な木曜10時が過ごせそうです。

 

 

急いで書き綴ったので誤字多発してると思いますが、御許しを。

 

 

 

 

 

 

最後に。

ハードスケジュールの中、こんなに難しい役柄に挑戦した目黒くん、どうかお身体ご自愛ください。